社名について
俄の社名の由来は「人と人を繋ぐ指輪を届ける」というところから来ています。
「俄(にわか)」という字は、「人(にんべん)」と「我(われ)」という部分から成り立っています。
この社名に込められているのは、「大切な人」と「自分(我)」とのあいだに「和」をなす指輪をつくりたい、という創業時の想いです。
職人として名人を目指し、修行中であった若き創業者は「良い作品が出来れば満足だ」と思いながら指輪を作っていました。そんなある日、自分の作った指輪を購入したお客様がとても喜んでいる姿を見ることになります。
その時、自分のための作品を作るだけではジュエリーは完成せず、お客様の喜びと合わさることで初めてジュエリーとしてこの世界に作り出された意味が生まれることに気がつきました。
「お客様と商品が合わさることでジュエリーとしての命が生まれる」
この出来事は若い創業者の脳裏に深く刻み込まれました。
そして、28歳で独立をする際、漢字のデザインから「人」と「我」で「俄」となるというイメージが膨らむことになります。
1979年、「俄」と名付けた彫金教室を京都の町中に開き、その名は会社名となり、ブランド「NIWAKA(ニワカ)」へと引き継がれていきました。
その後、時を経て、人と人との想いを繋ぐジュエリーブランドNIWAKAとして、婚約指輪や結婚指輪が人気になりました。