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株式会社 俄 社会貢献

株式会社 俄はものづくりや事業活動を通した社会貢献を企業目標としています。

2011年~2024年

日本の文化財を取材し、世界に情報発信する編集部の設立と運営

「京都の美しい文化や芸術を世界中に広めたい」という外国人スタッフの想いから、2011年に誕生したDiscover Kyoto(ディスカバー京都)編集部。神社仏閣や自然、お祭りなど、迫力ある写真や映像とともに京都の魅力を英語で紹介するウェブサイト「Discover Kyoto」とフェイスブックページ「Kyoto Fan(京都ファン)」を運営しています。「Kyoto Fan」の「いいね!(like!)」は約1,000万となり、ドバイやパリといった観光都市を抜いてフェイスブックのCity部門で世界一*の「いいね!」を獲得しました。(※Socialbakers調べ)また、2015年には小学館からオファーを頂き、書籍「AMAZING KYOTO(アメージング 京都)」を出版いたしました。
2019年には文化庁の多言語化推進事業の一環として、地方都市の魅力を外国人向けに英語でPRするリーフレット・冊子・映像を制作。そして2020年と2021年に観光庁の多言語化推進事業への協力を行うなど、京都をはじめ日本の魅力を海外に発信する活動はますます拡大しています。

  • Kyoto Fan(京都ファン)
    https://www.facebook.com/discoverkyoto
  • Discover Kyoto(ディスカバー京都)
    https://www.discoverkyoto.com
  • アメリカ、ウクライナ、タイなど世界各国から集まったDiscover Kyotoチーム
  • 「世界の320万人が"いいね!"した、アメージング京都」
    (小学館セレクトムック)
  • 毎週のように京都の歳時記や神社仏閣を取材

2010年~2024年

絵本を贈るチャリティ活動「PLEDGE」

貧困や紛争など、さまざまな理由から、世界には絵本を一度も読んだことのない子どもたちがいます。そんな子どもたちにも絵本を手にする機会をもってもらうため、当社では2010年から絵本を贈るチャリティ活動「PLEDGE」の取り組みを続けており、14年間で31,888冊の絵本を届けることができました。
この取り組みは「公益社団法人シャンティ国際ボランティア会」の活動に参加する形で行っており、2010年から日本語の絵本に現地語の翻訳シールを貼って支援地域へ贈る「絵本を届ける運動」に参加。2012年からは「海外絵本出版事業」、さらに2020年から「図書館運営支援事業」にも参加しています。

絵本を届ける運動(2010年~)

この活動では言葉や文字、自然科学、防災、そして倫理を子どもたちに学んでもらうために、日本の絵本からふさわしい作品を選び、支援地域に届けています。現地に贈られる絵本には、当社社員が支援地域ごとの翻訳シールを貼っており、資金的な協力だけでなく、積極的な行動をともなった活動を目指しています。

海外絵本出版事業(2012年~)

この活動では支援対象地域の民族の風習や言語、また伝統文化を継承するため、教材やオリジナル絵本を製作して子どもたちに届けています。現地で絵本製作をすることによって作家や画家、編集者が育成され、地域の出版文化を育てるきっかけにもなっています。

  • オリジナルの絵本
    「あの道を通ってはいけません」
  • 絵本の制作風景

  • 完成した絵本と子どもたち

図書館運営支援事業(2020年~)

支援地域の状況に合わせて、支援地域において教育の場としても重要な役割を果たしている学校図書館やコミュニティ図書館、移動図書館など、多様な形態の図書館の運営を支援することで、子どもたちが絵本に触れる機会づくりや教育支援にも参加しています。図書館の設備を設置・拡充する活動をはじめ、運営する教員・スタッフの研修、読み聞かせやレクリエーションなどのイベントの開催、絵本の配布など、図書館の普及に関わる幅広い運営支援を実施しています。

  • 学校に設置された図書コーナー
  • 屋外の移動図書館での絵本の貸出
  • 教員による絵本の読み聞かせ

上記3つの活動の詳細については、以下のリンクをご参照ください。
チャリティ活動「PLEDGE」公式サイト https://pledge.niwaka.co.jp/project/

2012年~2014年

JICA(独立行政法人国際協力機構)への人材派遣

現在、世界人口増加及び環境汚染による世界の食糧不足が深刻な問題として取り上げられ、国連を初め、各国はこれらの問題解決に向けて、現地に合った、且つ環境に配慮した農業技術の普及に向けた取り組みを行っています。
日本国も発展途上国や食糧需要が急激に増えている新興国に対して、環境に配慮した農業技術を用いて、多くの技術支援を行っています。経済発展が著しく、食糧問題及び環境問題に直面する中国では、これらの原因と農業技術の遅れが生産量に影響を及ぼすと考えられています。仮に10%の生産量減となった場合、約1.3億人分の食糧不足と考えられています。これらを解決する事は、世界・アジア及び日本への食糧供給安定に繋がることから、JICA(独立法人国際協力機構)では、中国政府と協同で持続的農業技術研究開発プロジェクトを実施しています。
当社では当該プロジェクトに社員を派遣しております。

2011年

東日本大震災に関する取り組みについて

東日本大震災で被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。株式会社 俄の東北復興支援への取り組みを以下の通りご報告いたします。

・2011年3月30日
初回支援として1000万円の義援金を日本赤十字社に寄付いたしました。
▶ 日本赤十字社 http://www.jrc.or.jp/
・2011年6月19日
東日本大震災長期支援プロジェクト「Hands Together(ハンズトゥギャザー)」と共同で「絵本の読み聞かせ会」を実施。仙台市内の児童支援施設に約200名の子供達を集め、フリーアナウンサーの中井美穂さんによる絵本の読み聞かせ会をおこないました。
▶ 仙台市 絵本の読み聞かせ会 https://pledge.niwaka.co.jp/project/read-aloud/
・2011年7月31日
建築家の安藤忠雄さん、指揮者の小澤征爾さん、物理学者の小柴昌俊さんなどが発起人となった、震災遺児の学資を援助する「桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金」に100万円を寄付いたしました。
▶ 桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金 http://momokaki.org/
・2012年1月18日
2011年4月1日から9月30日までにNIWAKA、N.Y.NIWAKA、LUCIEでブライダルコレクションをお買上げ頂いた方々よりチャリティサイト「PLEDGE(プレッジ)」にご投稿頂いたメッセージを集計し、日本赤十字社に寄付する企画を実施(サイトへの投稿締切り:2011年12月31日)。投稿数を集計し、2012年1月18日に2,231,000円の義援金を日本赤十字社に寄付いたしました。
▶ チャリティサイト「PLEDGE」 https://pledge.niwaka.co.jp/

取り組みにご賛同、ご協力頂きました多くの皆様に、心より御礼を申し上げます。

2010年

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ視察

2010年8月、PLEDGEのプロジェクトメンバーが、支援先のひとつであるミャンマー(ビルマ)難民キャンプを視察しました。社員が翻訳シールを貼った200冊の絵本を現地の子どもたちに届け、たくさんの笑顔に出会いました。現地では、タイとミャンマー(ビルマ)の国境の山中にある難民キャンプ2か所を訪れ、まずはそこに暮らすご家族を訪問しました。

シャンティ国際ボランティア会(SVA)の運営する図書館で子どもたちとの交流会を実施。50~100人の子どもたちが集まり熱気があふれるなか、現地スタッフにカレン語で同時通訳してもらい、「桃太郎」の紙芝居の読み聞かせを行いました。その後、社員が翻訳シールを貼り日本から持ってきた絵本を子どもたちへ贈呈。「将来の夢」をテーマに絵を描いてもらい、発表してもらうイベントも行いました。

2010年~2011年

アジアの砂漠化を防ぐ、灌漑事業への人材派遣

地球温暖化などを原因とした、アジアの草原の荒廃・砂漠化を防ぐためJICA(国際協力機構)の国際プロジェクトに社員を長期派遣しています。

地球温暖化は、世界で最も関心の持たれている問題と言っても過言ではありません。途上国だけでなく、先進国においても地球温暖化による影響はすでに顕在化しており、今後、社会・経済に甚大な影響を及ぼすおそれが高いと言われています。たとえば熱波、酷暑、洪水、台風といった極端な気象現象の頻繁な発生、またヒマラヤやアルプスなどの氷河後退、動植物の生息域の移動などの世界的な環境の急激な変化などが報告されています。
株式会社 俄では、2007年6月よりJICA(独立行政法人国際協力機構)が行う「草原における環境保全型節水灌漑モデル事業プロジェクト」に㈱俄の社員を派遣しています。この事業では、草原地帯の砂漠化等により生態環境の悪化が深刻な中国北西部の乾燥・半乾燥地域において、現地で生活をする農牧民が持続可能な農牧業の実施を通じ、生活が向上し、生態環境が改善する事を目的としています。
地球規模で温室ガスの削減を目指す「京都議定書」。その議定書の発効された地「京都」の一企業として、環境問題に取り組んでいます。

  • 砂漠化が進む内モンゴル自治区
     
  • プロジェクトメンバーと現地担当者
    との打合せ
  • モデル地区の飼料作物収穫調査
    (左:俄 派遣スタッフ)
  • 節水灌漑施設と技術を導入し
    栽培されている飼料用トウモロコシ

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